参加者;後藤・橋詰・原田・佐々木克

行程等;平成29年11月18日(土) 鯛ノ巣山登山口駐車場10:05発~登山口~コウモリ岩~鯛ノ巣山~鉄屋山~毛無山~新生坊峠~地蔵尊(門坂峠)~水場~大万木山避難小屋16:05着

平成29年11月19日(日) 避難小屋6:25発~大万木山~タコブナ~大万木山~大階段~草峠~指谷山分かれ~和恵展望台~草ノ城山~琴引分かれ~琴引山~琴引フォレストパークスキー場入口駐車場12:35着

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概要;11月18日 天気予報は、今日は雨、明日は雪となっている。道の駅ゆめランド布野で待ち合わせ、下山口へ車を1台デポし、鯛ノ巣登山口駐車場へ。予報どおり小雨が降っている。カッパを着て出発。まずは林道歩きだ。このコースは10年ぶりに歩く。気持ちの良い縦走コースだったと記憶している。ただし、島根県民の森ホームページには、今年は鯛ノ巣山から毛無山の間は「草刈りなどの管理はありませんので山行の際は注意」と記載されていた。今年は夏の中央アルプス遠征で11時間も笹薮の中を歩いており、ヤブコギはもう十二分に堪能している。あまり藪がひどくないよう祈る。林道を進み登山口へ。今回は右登山道を行く。さすがにこの天気では他に登山者の姿はない。淡々と歩く。巨大なコウモリ岩を回り込み鯛ノ巣山頂上へ。藪が気になるので先へ進む。

 

 

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ところが、一向に「藪」にならない。今年1年刈り払いがされていないくらいでは藪にはならなかったようだ。ほっとしたような、拍子抜けのような感じだ。ただ、地籍調査のための刈り払いが登山道とは違うところで行われており、少し注意が必要だ。鉄屋山の三角点確認。皆さん、雨の中なのにしっかり読図をされています。もともとヤブコギ想定だったので当然といえば当然ですが。

 

 

 

 

 

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毛無山到着。ここからは登山道が少し広めに刈り払いされており、高速道路並みになる。暗くならないうちに避難小屋に着きたい。黙々と進む。新生坊峠で一旦林道に下り、広島側に少し回り込んだところにある大万木山への登山口へ。取つきは、短いが結構な急坂だ。お地蔵さまの祠がある門坂峠。ここまで来ればあともう一頑張りだ。このあたりから雨が雪になる。やっと水場着。水を補給し避難小屋へ。今日は他には利用者はいないようだ。島根県民の森の避難小屋には炭が用意されていて、無料で自由に利用できる。さっそく炭を熾そうとするが、皆さん久しぶりなので悪戦苦闘し、小屋内に煙が充満し、むせることむせること。と、そこへ一人小屋へ入ってこられたが、挨拶し水分補給されたら出て行かれた。煙たくて敬遠されたかな。何とか炭も熾り、この寒い中でも橋詰さんが歩荷してくれたビールで乾杯。やはり寒くてもビールがいいですね。食担後藤さんが肉たっぷりの鍋を作ってくれ、中からも温まる。あーだ、こーだと山の話で盛り上がり、気がつけば21時前だ。明日は5時起床なので、寝ることに。このあたりで頭痛の人も。換気に注意でした。

 

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11月19日 雪が5~10センチメートル位積っている。真っ白な中出発。すぐ大万木山頂上へ着くが、まずは縦走路から外れ通称タコブナと言われる山頂大ブナへ。雪の中でいい雰囲気だ。写真撮り、山頂へ帰る。ここでも証拠写真を撮り琴引山を目指す。しばらくすると「大階段」の表示があり、304段あるそうだ。また急坂でもある。粘土質の土、落ち葉、雪でよく滑る。約1名以外は何度ズッコケたことか。誰も歩いていな雪の道を行くのは気持ちがいい。ただしひざ上の雪は敬遠だが。今日も誰とも会いそうにない。後藤さん、原田さんは快調なペースで進む。私一人遅れ気味で進む。

 

 

 

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琴引山直下の三差路まで来ると、一人分のトレースがスキー場方向から上がってきている。琴引山頂上で三角点にタッチ。三瓶山もよく見えている。寒いのでとっとと下山することに。途中の神社にお参りし、家まで無事に帰れるようお願いしておく。さすがに標高で約800メートル以下になると雪はなくなる。スキー場まで下ると、人工雪の塊が3つできている。お昼のせいか、人影はない。結局今日は誰とも会わなかった。デポしておいた車で鯛ノ巣駐車場へ帰り、山行は予定どおり終了。後は各車家路につく。さあ、次はどこの山へ。