3.記憶に残る山行①

記憶に残る山行①

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思い出の山行のお話を聞かせてください。

やはり最初の槍ヶ岳は印象に残りましたね。まぁ、初めてで新鮮だったのは言いましたけど、それ以外にも、小屋を修理するためのヒューム管か何かを背負った強力(ごうりき)を見たとき、思わず「何キロ担いでるのか?」聞いたら「100キロだ」って言う答えにはビックリしましたね。当時の重いキスリングを背負っていた私たちはせいぜい40キロぐらいでしたからね。また、槍沢を抜けてキツイ登りを殺生ヒュッテの下まで来たところで、いきなり上から人が落ちてきました。まぁ、ショックでしたよ。

次の年の遠征は白馬の大雪渓から針の木までの縦走でした。大糸線の信濃四ツ谷駅(現在の白馬駅)で下りて行きましたね。このときのルートは水場が無いということで、事前に呉娑々宇山から水ヶ丸山まで「耐水訓練」をやったのが印象深かったですね。わざわざ出発前に「塩鱈」を食べて喉を乾かせておいて、一切水を飲まずに歩く。今思えばバカみたいなことですが、大真面目にやってました。しかもキスリングを米で重くしてね。米は捨てられないからね。おかげでキスリングのフレームが当たって、背中は痣だらけになってました。

また剱岳には沢山の思い出があります。中でも後悔しているのは、前夜に剣沢で大宴会をしたまでは良かったのですが、残った材料とお酒を翌日、剱岳の山頂に持って上がろうということになって、事もあろうに山頂で焼肉パーティーをしたことですね。周囲には沢山の人がいましたよ。メンバーの中には、前日の宴会で二日酔いになって、俺は行かないって言ってるのに、ここで止めたら一生の恥だぞ!って無理やり連れてってね。頂上では全員で恥をかきましたね。(笑)

※注 写真はその時のものではありません。

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